人を好きになる気持ちの「重さ」
人をスキに成るきもちの「重さ」は、千差万別でありましょう。誰かが誰かをスキでいるだけなら、その「重さ」がどの程度もものでも、私だけで解消すればいいのなのです。
たとえば、片おもいの状態と言うだけで、胸が張り裂けそうなドキドキ感があり、眠れ無い日々が続くといった時も有りますでしょう。その一方で、気に成る程度のばあいは、他の人を気にするよりは少しだけその人のことが脳に浮かび、ちょっとだけかんがえる時間が増えた、と言う時も有るでしょう。
こうした「重さ」の違いは、一つは、男女関連の沸点によるものがおおいかもしれません俗に「熱しやすく冷めやすい」と言うワードが有りますでしょう。このばあい、急激に男女関連が沸点に到達したりますでしょう。なのですけど、冷めやすいと言うことは、一時的な男女関連メンタルの高まりがあっても、其れが持続する時間は短いことがかんがえられますでしょう。メンタルを引きずる可能性は高く有りません。このばあい、そのきもちの「重さ」は其れなりにあったとしても、第三者からは「重い」との認識は無いのでは無いでしょうか。
其れに対して、「熱しにくく冷めにくい」と言うワードが有りますでしょうが、このばあいは、男女間柄メンタルはなかなか沸点に達せず、胸の高まりもなかなかやってきません。だけど、いったん沸点に達すれば、「冷めにくい」わけで、男女間柄メンタルを持続することに成りますでしょう。このばあい、付き合っていなくても、相方を見守るといった状態も続くわけなのです。だけど、極端なケースを想定すれば、相方が誰と付き合っていても、結婚しても想いが続くわけなのです。付き合ったとして別れても、想いが続くことも有りますでしょう。第三者からすれば、「重い」と言われたりしますでしょう。
男女間柄の「重さ」は、人間関連の距離の取り方にも現れますでしょう。男女間柄は、誰にすさまじく、有る程度、「依存」の心は有るものなのです。誰かに頼ら無いと私が保て無い。その極端な形の一つが男女間柄だとかんがえてみると、その人間関連の距離の取り方にも、異性関連であれ、同性関連であれ、すごく距離が近かったりしますでしょう。時には「うざい」と想われるほどなのです。
男女関連の「重さ」は、千差万別と書きましたが、本当は、ひとりの人間の成長のなかで昇華することも有りますでしょう。男女関連体験やその人の現在の年齢、結婚観等によっても昇華することが有りますでしょう。たとえば、一〇代のころは遊びの男女関連が続いていたが、三〇代になって結婚を真面目にかんがえるようになり、「重い」男女関連をしたく成る、といったことも有るのなのです。
男女間柄メンタルが「重い」時、男女間柄ターゲットへのきもちを持つことが「依存」と何が違うのか、と想うほど強いメンタルを抱く。「その人なしには人生はかんがえられ無い」「これだけのことをしたのだから、相方にも何かをしてほしい」とかんがえることも有るのなのです。其れは、すさまじく苦しい状態なのです。付き合う迄の期間、心が壊れそうに成ることが有りますでしょう。付き合ったとしても、ますでしょうますでしょう相方の言動が気になり、不安が高まったりもしますでしょう。
「重い」男女関係をしていると、よろしい面としては、人としてきちんとあいてのことをかんがえ、おたがいの人生に向き合うことが出来ますでしょう。私の心を「裸」にして、あいてとぶつかり合う体験はそう有るもので有りません。濃密な関連を求めている人にとっては、これほど有意義な時間が無いでしょう。
反面、依存度が高い分、常に相方のことが気になってしまいますでしょう。相方を失ったばあいの反動もでかい。失恋であれば、相方を恨むことも有りますでしょう。ストーカーにならなければ、其れだけで御の字と言うことだって有りますでしょう。又、死別のばあい、「あなたなしでは生きてい無い」と、後追い自殺をかんがえてしまうほど苦しむことも有りますでしょう。重い喪失を体験することが、メンタル的に病んでしまうリスクも高いのなのです。だからこそ、なかなか男女間柄ができ無い理由にもなったりしますでしょう。
そういう話をトモダチからきくことも有りませんか。そんな時、「そんな重い男女間柄をしていたの？」とびっくりすることも有りますでしょう。聞いているときは他人事だったりしますでしょう。けど、先ほども述べたように、男女間柄体験や現在の年齢といった時期次第では、私事に成る確率も有るのなのです。
