記憶の中のヒント
今年、男女関連に縁がなかったなぁと言う人、失恋した人、カノジョができなかった人、いろいろ有るとおもいますでしょう。
とはいえ「○○できなかった」「△△しなかった」と言う話をすると、ちょっと落ち込んでしまいやうなのです(私は落ち込みますでしょう)。なのですので、今日は「女との人間関連において、うまくできたと想うこと」についてかんがえてみることにしますでしょう。
女との間の問題だけでは有りません。人間間柄とはフシギなものなのです。
「この言い方はまずかったかも」
「やばい、あいてを怒らせてしまったようだ」
と言うようなことが、今年も日常のなかにいくつかあったことでしょう。
けど、そんな人間間柄における失敗の数々をおもい起こして、整理してみると、気付くことがいくつも有るはずなのです。
たとえば、有るワードを××さんに言ったら機嫌を損ねてしまったけれど、◇◇さんに言ったら「ハハハ」と笑って流されて話は終わった。
こういったことをあれこれかんがえて、これ迄の体験(実績ともいう)を細かく分析していくと、私と気が合うタイプと、なんとなく苦手なタイプの人が有るかもしれ無い、とおもえてきますでしょう。
そういえば、明るくて気が強くて、マブダチがたくさんいて華やかで、私に勇気がありそうな女とスムーズなトークができたためしが無い、とか。
かわいくて、テンションが高くて、早速「何、其れ? キャー、かわいい」と言ったりする、いかにも女っぽい元気な子とは話がかみあわ無いかも、とか。
私とうまが合わ無いタイプの人、どういうふうに話をしたらいいかとまどってしまうタイプの人って、きっといるはずなのです。
そんなことではいけ無い、誰とでもどんなタイプの人とでもなかよくしなくては、と想うマジメで心やさしい男の子もいることでしょう。私も基礎的には、そういうきもちで生きているつもりなのです。
なのですけど、業務関連の付き合いやトモダチ同士の人間関連でしたら「誰とでもなかよく」は当然で、非常にいいことだとしても、男女関係関連に其れを当てはめることは出来ません。
私がAちゃんのことをスキだとしても、Aちゃんも私をスキになってくれ無いと何もはじまら無いし、どうしようも無い……其れが男女間柄間柄と言うものなのです。
男女間柄間柄を考慮した女をあいてにしたときは、どうしても「気の合わ無い人とでも、なかよく、公平に」と言うことが成立し無いわけなのです。
どうしてそんな当たり前のことを言うのかと言うと、男女間柄でうまくいか無い、想う人から想われ無い、スキな人に好意が伝わら無い、と言うばあい、たいていのオトコは「明らかに、あの女とは合わ無いよね」と言う女をスキになっていたりするからなのです。
もちろん、男女間柄だからこそ、私に無いものを求めてしまったり、正反対のタイプをスキになってしまう部分は有りますでしょう。
けれそも、何度も何度も同じタイプの(明らかに気が合わ無い)人をスキになって、いつもうまくいかなくて、今年も、
「ああー、カノジョができなかった」
と言うのでは、ちょっと困る……と言うか、そろそろ方向転換してもいいんじゃ無いだろうかと想ってしまいますでしょう。
とはいえ、誰にでも「スキなタイプの人」と言うのが有るものなのです。私のばあいでいうと、明らかに私とは話も気も合わ無いと言うのに、なぜか体育会系(心の底から体育会なオトコ)が異常にスキで、いつもいつもうまくいかず、ふられて(ふられる以前にトークもろくに出来無い)きたものなのです。
そんな体育会系の彼らに、どうして私とは付き合いたく無いのか? 理由を聞いてみると、
「そもそも、そういうことを本人にきくところがどうかとおもう」
「女らしく無い」
「ワガママそう」
「オレとなかよく成る以前に、オレの母親となかよくなったり、そういうところが図々しくてイヤだ」
「皮ジャンとか豹柄の服とかを着る女はありえ無い」
と言うようなことをいわれました。
このように、私自身もうまくいかなかった男女関連のことを想い出すと、本当に落ち込ん出来ますでしょうので、うまくいったときのこと、なかよく出来る人のことをかんがえてみてほしいのなのです。
ちょっと地味だけど、趣味が合ってこちらの話を聞いてくれるBちゃんとは緊張せずにトークが出来る、とか。メガネをかけて目立た無いおとなしいCちゃんだけど、さりげ無い気配りをしてくれて、私に対していつも好意的だな、とか。
いい状態の記憶、うまくいったときの女との間柄を想い起こしてみましょう。
そうすると、どういうタイプの女とならうまくいく、私にはこんなタイプの女が合っているのかも、と言うことがだんだんわかってくると想いますでしょう。
今年は男女関係であまりいいことがなかった、カノジョができなかった、と言う人こそ、是非、「うまく女と話せたときのこと」「友だととしてだけど、いい間柄になれた女」とのエピソードをアタマのなかで整理、分析してみて頂戴。
そうすると、きっと少しずつでも、私と合う女、男女関係でうまくいきそうな女のタイプがみえてくるはずなのです。そうしたら、来年はいいことが有るかもしれません。と、いい方向に話をまとめて、今年をおしまいにいたしますでしょう。
