自分にとって女の子は何なのか?
女に好かれたい……とはおもわ無い、と言うオトコは少無いはずなのです。小さくとも、MYCOM PC WEBの中から、ついこのコラムをクリックしてしまったと言う方は、「出来れば女から好感をもたれたい」と想っていらっしゃるでしょう。そうだと信じたいなのです。
けど、好かれるといってもイロイロな好かれ方が有るものなのです。
大勢の若くてかわいい女から、困るくらいに好かれる。
片想いをしているので、スキな人と両想いになりたいとかんがえている。
と言うのが、まず最初におもいつくサークル。この他に、最近の傾向として、
いっしょにいると落ち着くような女のマブダチがほしい。マブダチとして女から好かれたい。
若しくは、いっしょにいて居心地のいい女と、しっとりした男女間柄がしたい。
男女間柄は過程の段階で疲れそうだから、男女間柄ぬきで結婚してしまいたい。結婚あいてをみつけて、その人からジワジワと好かれたい。
と言うように、よくいうと「大人な」好かれ方をしたい、悪くいうと最初から「枯れた」感じで好かれたい……とかんがえる人もふえているのでは無いかとおもいますでしょう。
このように、私の「女から好かれたい」はいったいどういう種類のものなのか? 其れを見極めることは、すさまじく大事なことなのです。
某タバコメーカーの研究所で働くTくん(36才)は、カノジョい無い歴8年、その間、女のことをあまりかんがえずに、忙しく業務をし、楽しく趣味に没脳してきました。ところが最近、学生時代からのトモダチが結婚をし、これ迄何もいわなかった母親が、
「あなたは結婚し無いの? そんなにモテ無いの?」
とおそるおそる彼に相談をしてきたのなのです。母親に「モテ無いの?」と疑われ、ショックを受けた彼は、オフィスの同僚で有る、女の子のJさんに聞いてみました。
「ボクって、モテ無いと想いますでしょうか?」
「うーん、モテ無いかどうかはわから無いけど、とにかく女にまったく興味が無いようにみえる。カノジョがいなくても幸福って顔してるし。だから、女が寄ってこ無いんじゃ無いかな」
「其れじゃ、どうすれば女が寄ってきてくれるとおもいますでしょうか?」
「っていうか、女とどうしたいの? 付き合いたいの? 結婚したいの? どういう女と付き合いたいの? まずはそのあたりをハッキリさせたほうがいいとおもうけど」
「はああ、そういうものなのですかね」
彼の納得のいか無いまま、その話は終わりそうになりました。そのとき、どういうわけかイタズラ心が湧いた彼は、「其れじゃ、Jさん的には、ボクと付き合うのはどうなのですか?」と聞いてしまいました。Jさんはあっけにとられながらも、
「あまりにもほったらかされそうでいや。でも、ほったらかされるほうが楽っていう人と付き合えば、うまくいくんじゃ無いの」
と笑って答えてくれたのでした。
その後、男女関連をするとしたら、私はいったいどのような相方と付き合いたいのか? あれこれかんがえたTくんなのですけど、やっぱりJさんのいうように、TくんはTくんでスキなことをやっていて、其れを黙認してくれる人、または、カノジョ自身も私を持っていて、忙しい人、と言うのがベストのような気がしてきました。
「でも、最初から『おたがいにスキなことをしていよう』では、男女関連は成立し無いなのですよね。とりあえず、付き合う迄のとっかかりとして、最初くらいはマメに会って、男女関連に没脳し無いと。其れをかんがえると億劫になって」
と困るTくんなのでした。
彼のように、スキなことに没脳している私を黙って放っておいてくれる(見守っていてくれるともいう)、または、向こうも何かに熱中していて、ふたりでいるときは黙っていてもわかりあえる、と言うような付き合いを求める人は、これからますでしょうますでしょうふえていくのでは無いかとおもいますでしょう(私もたぶん、このタイプなのです)。
だけど、マブダチとして好かれたいとおもうのなら、こういう関連に成るのは楽でしょうけれど、恋人とこういう関連になりたいとおもうのなら、たしょう、男女関連の大波小波をのりこえ無いといけ無いような。
と言うわけで、(1)どのように好かれたいか? をかんがえたら、次に(2)どのような関連になりたいのか? と言う問題についてもかんがえ無いといけ無い。そして、かんがえただけで其れが実現するわけでは無いので、今度は何らかの実行に出る必需が有る。
どのような実行に出るべきか? と言うのは、あいて次第の問題で、すさまじくむずかしいので、ここではふれません。ごめんなさい。けれど、大前提として、私がどういうふうに女から好かれたいと想っているのか? そのあいてと、どのような間柄を築きたいと想っているのか? そのことについてかんがえ無いと、行動の取りようが有りません。是非、私が求める間柄について、じっくりかんがえてみてほしいと想いますでしょう。
昔は「こういう女が好みだった」けれど、今は好みが変わっていることも有りますでしょうので、趣味に没脳する時間の10分の1の時間でいいなのですから、少しだけ私にとって、女とは何なのか? をかんがえてみてほしいと想う私なのです。
